月経カップの特徴
まずはメリットからですが、最大のメリットは、ナプキンやタンポンよりも長時間使用可能ということで最大12時間まで使用可能とされています。また、タンポンのように、毒素性ショック症候群（TSS）になる原因とはならないとされています。
紙ナプキンやタンポンなどからはダイオキシンや他の有毒物質を発生する恐れがあるのです。そして、使い捨てではなく長期にわたって使用でき、従って資源の無駄を防ぐこともできます。
1個あたりは日本円で5000円前後と高価ですが、紙ナプキンなどと比べるなら、長期使用することで結果としてかかる金額が少なくて済みます。
洗浄にも時間があまりかかりません。匂い対策にもなります。漏れ及び経血につきものと思われている生理時の匂いですが、経血が外気にほとんど触れずにカップにたまるので、匂いがほとんど外に出ません。
月経時のオーラルセックスでも、血や臭いを気にしないで済みます。カップ洗浄時には、自分の血液、おりものの量、状態を確認出来るので、健康管理にも役立つはずです。
注意点ですが、あまりに安価で品質も低いと思われる製品の場合は、染料が滲み出すなどの害が発生する可能性があります。製品の選択は、薬事法で認証された米国FDA認証などのものにしましょう。